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スピーカーから音楽がブワーっと

横浜 MTさん(女性)

10月のとある日、イルンゴ・オーディオの楠本さんから一本の電話が入りました。
その内容は、ラインおよびデジタル・ケーブルのバージョンアップを行うので、モニタリングしてみないかというものでした。バージョンアップの内容について聞いてみたところ、RCA端子のキャップを樹脂系のものに変更するという単純なものでした。そして、楠本さんはそのRCA端子のキャップのサンプルが出来上がり次第、郵送すると私に言って、電話を切りました。

数日後、イルンゴ・オーディオの封筒が我が家に届きました。わくわくしながら封を 切った私は、中を見て●×▲?■。
なんとコバルトブルーの表現し難い(表現したらきっと悪口になってしまう)RCAキャップが入っていたのです。正直いって、イルンゴ・オーディオの製品とは思えないような外観。楠本さんを信じ、今まで使っていた銀メッキされたWBTのキャップを取り外し、封筒に入っていたキャップに取り替え、聞きなれたCDをセット。所定の位置に座りリモコンのプレイボタンを押した私は流れ出した音楽を聞き、思わず○※△!□。
スピーカーから音楽がブワーっと、今まで以上に凄いエネルギー感と拡がり感を伴って出てきたのです。あたかも機器やケーブルに存在していた全ての抵抗、摩擦、歪みなどを取り払ったかのようなスムーズな音の出方なのです。
エネルギーバランスや音程を変化させる、特定の音域を強調するなどの副作用も一切感じられませんでした。演奏者が今までより3~4歩前に近付き、ステージやスタジオも2回りほど大きくなったような再生にビックリ。この音を聞いて、なぜデザインや見栄えにうるさい楠本さんがこのRCAキャップを採用したのか、ようやく理解できました。そのころにはこのRCAキャップの外観も、「なかなかチャーミングだなあ」と思えるようになった私がそこにいました。

なお、お借りしたモニター品は、楠本さんに無理をいってそのまま譲ってもらいました。皆さんも見た目に惑わされず、試してみては?きっと手放せない逸品となるはずです。