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天然皮革オーディオインシュレーター

新製品のハイライト

従来のsonorite-Rのフルモデルチェンジ製品です。素材となる皮選びからなめし方法、積層方法、接着剤さらに抜きの金型まで全面的に改良致しました。
その結果、最終的な硬さの調整まで幅広くコントロール出来るようになり、ユーザーの音の好み、使用機器の震動に対する適性をふまえ、3種類の硬さのsonoriteをご提供することが可能になりました。

天然皮革インシュレータの特長

イルンゴでは振動問題に着眼しました。
インシュレータは金属や樹脂などに代表されるハードなものと、ゴム、フェルトなどのソフトなものに大別されます。ハードな固体系は音も堅くなりがちでした。

一方ソフトなものは、曖昧なユルさが気になって、決定打に欠けました。
イルンゴでは、微妙な接点を持ち振動にも敏感なパッシブフェーダーcrescendo205開発時に徹底した試聴を繰り返し、皮の応用にたどり着きました。革の繊維を極力切らないように処理し、適度な圧力をかけて積層したものです。金属系や非弾性の固体で作られた物に比べ固有音が少なく、楽音の心地よいハーモニーを崩すことがありません。

皮という柔らかい素材をベースにしながらも音的にしっかりした表情を得ることに成功し、深い奥行きや音場と力強い音像を両立させています。

製品の歴史

パッシブフェーダーcrescendo205の開発に合わせて制作された初期モデル、皮の枚数、厚さ、接着剤などの改善が行われたsonorite-R、その後数度のマイナーチェンジによるバージョンアップがなされました。

そして今回はいままでのノウハウを活かしsonorite-VN、sonorite-SN、sonorite-UNという硬さの違う3種類を用意し、チューニンググッズとしての幅広い適応性を持たせることになりました。

応用範囲

アンプやCDプレーヤはもとより、大型ホーンの下にも使用されています。
また小型から重力級の大型スピーカーの下や、オーディオラックの下まで、非常に幅広い箇所に使用され、大きな効果を発揮しています。

中でもスピーカーの下に敷いたときに劇的な効果を発揮することからオーディオショップの方々から非常に高い評価を得ることが出来ました。

音質効果

中低音の厚みが増し、クラシックではアコースティック楽器の響き、殊に弦楽器の胴鳴りなどが豊かに鳴り響きます。しなやかで伸びがあり、ヌケの良いクラシックのヴァイオリン。
多数の弦楽器が重なるオーケストラのハーモニーがぶ厚く心地よく響きます。

またジャズではサックスがやせ細らず太く、CDでもアナログ的な感触が得られます。
張りと粘りと力強さのあるジャズのウッドーベースと、オーディオにありがちな電気的で人工的な音を、空間に楽器が響きわたるナチュラルなアコースティックサウンドに変貌させます。

使い方

取り扱いは極めてアナログ的で、上に乗せる機器の底板の響きをどのようにコントロールするかで挟み込む場所が変わります。

また下に置かれたボードの振動モードをどうするかでボードの響き方が変わります。
すなわちインシュレータの上下の機器の特性を考えた使い方が重要で、その動作は極めてアナログ的です。

つまりデジタル時代でも遣い手の腕と耳と音楽へのハート次第で、オーディオ機器を自らの楽器として最高に歌わせる事が出来るチューニンググッズです。

シリーズ3種類の音の特長と傾向

商品名硬度特徴
sonorite-UN最もしなやかで、音のグラデーションを良く表現します。
sonorite-SN旧製品sonorite-Rの進化系モデルです。
sonorite-VN硬め中音域のメリハリがしっかり出て、音楽の表情が活き活きと出てきます。
(旧製品sonorite-Rにもっとも近い音です)

使用する機器の性格や、設置周辺環境、あるいは音楽の好みなどで使い分けることが可能です。

製品仕様

製品名: 天然皮革インシュレーター
型番: sonorite-VN、sonorite-SN、sonorite-UN、
ソノリーテ=イタリア語=音楽用語:「音の響き具合」という意味です。
概略寸法:直径14mm 高さVN:約8.3mm、SN:約9.2mm、UN:約10.2mm
概略重量:約1g/個
セット内容:4個/箱

価格についてはこちらをご参照ください。

価格表

※sonoriteは皮の切り出しから完成まで熟練者による完全手加工品ですので、大量生産はしていません。
在庫の無い場合、若干の納期を戴きます。

詳しくは当社までお問い合わせ下さい。

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